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10万円で50万円級の音!驚異のバックロードホーンスピーカー!

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私は子供の頃から音楽とオーディオ機器に興味を持ち、長年に渡って数千枚に及ぶレコードやCDのコレクションを行いながら、アナログからデジタルオーディオシステムへの移行とともに、音楽鑑賞のスタイルも進化させてきました。

中学生の時に初めてコンサートホールでオーケストラの生演奏を体験し、そのリアルな音質に衝撃を受けたことが、オーディオ機器への関心を深めるきっかけとなりました。

この記事では、私が愛用しているバックロードホーンスピーカーの特徴や魅力、自作スピーカーキットの製作過程、そして完成したスピーカーの音質について、自身の体験を通じて詳しく紹介しています。

市販の密閉型やバスレフ型のスピーカーで満足な音が出ないと悩んでおられる方に、バックロードホーンスピーカーを使って高音質再生を実現する方法を提案していきたいと思います。

ひろ
ひろ
市販のスピーカーは密閉型やバスレフ型ばかりなので、バックロードホーンは気になりますね!

音楽との出会い

最初に、私と音楽との出会いは以下のとおりです。

・小学生でピアノを習い始める
・小学生の時、レコードで音楽を聴き始める
・中学生でオーケストラの生演奏を聴く
・高校の部活でチェロを弾く

小学生の頃

小学生の時、親から音楽の成績が良くなるからと勧められ、ピアノを習い始めました。

しかし、初心者が練習に弾く教則本に載っている曲は、練習のために作られたものが多く、弾いていてもあまり楽しいとは思えませんでした。

そのため、練習も楽しいはずもなく、サボりがちで全然上達しませんでした。

小学校高学年になって、これ以上ピアノのレッスンを続けるのが苦痛になり、母に泣いて頼んでピアノ練習を辞めさせてもらいました。

ただ、ピアノを習っていて良かったと思うことは、楽譜が読めるようになったことです。

ピアノの練習は苦痛だった一方で、不思議なことに音楽を聴くことは嫌いではありませんでした。

これも小学生のときなのですが、どういう理由かはわかりませんが、父が小さなステレオ装置を買って来てくれました。

そのステレオには何枚かのレコード(ドーナツ版と呼ばれていたもの)が付属していて、いろいろなジャンルの曲が聴けました。

はっきりとは覚えていませんが、ラテン、ジャズ、ポップス、クラシックなどいろんなジャンルの曲がサンプルとして付属していたので、繰り返し聴いていました。

しばらくすると、自然にもっといろいろな曲を聴いてみたいと思うようになり、お小遣いを貯めて自分でレコードを買って聞くようになりました。

中学、高校の頃

中学生になって、初めてコンサートホールでオーケストラの生演奏を聴きました

最初に聴いたのが、岩城宏之さんが指揮するNHK交響楽団で、曲はロッシーニ作曲の「セビリアの理髪師」序曲、ドボルザーク作曲の「新世界」交響曲だったと記憶しています。

家のLPレコードで何回も聴いていた曲なのですが、生演奏では個々の楽器の音色の違いがはっきりわかるのに驚きました。

例えば、家のステレオで聴くと、トランペット、トロンボーン、ホルンの金管楽器が一斉に吹いたときに音色の違いが分離せず、団子状態で聞こえていましたが、生で聴くとそれぞれの金管楽器の違いがはっきりしながら、しっかりハモって聞こえるのです。

家のステレオで聴く音は情報量が少なく、ぼやけた音で、生音とは音の鮮度がまるで違うということがよくわかりました。

初めて海外の一流オーケストラを中学の同級生と一緒に聴きに行ったときには、さらに凄い衝撃を受けました。

オーケストラはオランダのアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団で、指揮者はベルナルド・ハイティンクでした。

「英雄の生涯」という曲の冒頭でチェロとコントラバスが「ズーン」という長い音を弾くのですが、とにかく艶があってお腹にズシッとくるような響きはそれまでに聞いたことがなく、足の震えが止まらなかったことを覚えています。

その当時は、欧米のオーケストラに比べると日本のオーケストラは非力な感じがして、ステーキとお茶漬けの違いなどと言われていたのも納得できるような気がしました。

ミキ
ミキ
子供のときの強烈な音楽体験がきっかけになったんですね!

高校の部活では、器楽部というオーケストラ活動をする部で弦楽器のチェロを弾くようになりました。

先生に楽器演奏の個別指導をしてもらうということはなかったのですが、自分や他のメンバーが弾く弦楽器の他、管楽器、打楽器などの楽器の生音を日常的に聴く環境にあったのは恵まれていたと思います。

ひろ
ひろ
楽器の生音を聴いて耳が鍛えられたんですね!

オーディオ機器との出会い

私とオーディオ機器との出会いは以下のようなものです。

・中学生の時にセパレートステレオを入手
・中学生で高級スピーカーの音を体験
・大学生で生録音を体験

初めてステレオ装置を選ぶ

小学生の時に父が買ってきたステレオ装置は電気式蓄音機のようなもので、再生音もラジオ程度のスピーカーから出る貧弱なものでした。

もう少しまともな装置でレコードやFM放送を聞きたいと親に言い続けていたら、祖母がお金を出してくれて、初めて自分で選んだオーディオ機器であるパイオニア製のセパレートステレオを買うことができました。

このステレオ装置は、レコードプレーヤー、アンプ、スピーカー、FMチューナーがセットになったもので、その他にFM放送の音楽を録音するためのオープンリールのテープデッキも購入してもらったので、FM放送で多くの曲を聴くことができ、録音して何回も繰り返し聴くことができるようになりました。

高級大型スピーカーの再生音体験

あるとき、LPレコードを買いに大阪の大型レコード店に行くと、いつも家で聴いているレコードと全く同じレコードをJBLの大型スピーカーで鳴らしていました。

曲はベートーベン作曲の交響曲第9番(よく第九と呼ばれています)で、演奏はカラヤン指揮のベルリンフィルハーモニー管弦楽団でした。

すぐに自分が持っているレコードと同じだということはわかったのですが、あまりに音の情報量が違い過ぎて、同じレコードでも再生装置でこれほど音が変わるのかという衝撃を受けたのです。

以上のように、中学生の時にコンサートホールでの生演奏の音や高級オーディオ機器での再生音の凄さを身を持って体験することができました。

それ以来現在に至るまで、オペラやオーケストラの生演奏を年に数回以上聴きに行くことが私の生活の一部となりました。

大学生で生録音を体験

大学では、「オーディオ音楽研究会」という同好会に入りました。

この同好会の活動で初めて生録を体験しました。

カセットレコーダーで野鳥の声を録音したりもしましたが、印象に残っているのはジャズのビッグバンド演奏を生録音させてくれるイベントに参加したことです。

マイク、ミキサー、オープンリールのテープデッキを会場に持ち込み、セッティングしてステージで演奏されるジャズ音楽を録音していきます。

ジャズのビッグバンドを生で聴いたのは初めてでしたし、当時あちこちにあったジャズ喫茶で、海外製のスピーカーでジャズを鳴らしているのを聴いたりもしました。

ミキ
ミキ
大学時代にもオーディオや音楽への興味は続いていたんですね!

バックロードホーンスピーカー導入

社会人になってからの音楽、オーディオ体験は多岐にわたりますが、この記事ではバックロードホーンスピーカー導入に関する体験を書いていきます。

・バックロードホーンスピーカーとの出会い
・バックロードホーンスピーカー自作の理由

バックロードホーンスピーカーとの出会い

私がバックロードホーンスピーカーというスピーカーの存在を知ったのは、やはり中学生の頃で、オーディオ雑誌に載っていた記事だったと記憶しています。

オーディオ評論家の長岡鉄男氏という方が、いろいろなスピーカーを自作して視聴する記事や本を多く書いていましたが、その中にバックロードホーンという方式のスピーカーがあることを知りました。

長岡鉄男氏のスピーカー工作本

この方式は、スピーカーユニットから出る音波をホーンで増強し、特に低音域を強化するというもので、小口径のスピーカーユニットでも、十分な低音を再生できる点が魅力でした。

学生の頃はバックロードホーンという名前を知っている程度でしたが、就職して会社の職場の先輩でオーディオ好きな人が、この長岡鉄男氏が設計したバックロードホーンスピーカーを製作して自宅で鳴らしているということを知り、音を聞かせてもらいました。

スピーカーの箱(エンクロジャー)は、知り合いの木材加工ができる人に頼んで木を切ったり、穴あけ加工をしてもらったそうです。

箱が大きいので低音が良く出るのと、立ち上がりの良い音がするという印象でした。

これがバックロードホーンスピーカーの音を最初に聴いた経験になりますが、そのときは、こんな複雑な木材加工は自分ではできないし、業者に頼むと高くつくのではないかと思い、すぐにバックロードホーンを試してみようとは思いませんでした。

バックロードホーンスピーカー自作の理由

バックロードホーンというスピーカー方式の最大の魅力は、そのコストパフォーマンスの高さにあります。

小口径のスピーカーユニットを使用しながらも、バスレフ型や密閉型に比べて十分な低音を再生できるのです。

その理由は、

(1)スピーカーユニット1個で低音から高音まで比較的フラットな周波数特性が得られるため、ウーファ(低音再生用の大口径スピーカーユニット)が要らない。

(2)ウーファを使わないので、ネットワークやチャンネル・デバイダーが不要。


(3)スピーカーユニットが1つだけなので、複数のスピーカーユニットを組み合わせたときに比べて時間軸の揃った自然な音の波形が得られる

といったことがあげられると思います。

社会人になって、市販の密閉型やバスレフ型のスピーカーを何回か買い替えて聴いていましたが、なかなか自分がイメージしているような自然な音で鳴ってくれないという悩みがありました。

ひろ
ひろ
実際に使ってみると期待外れということもありますよね!

バックロードホーンスピーカー自作への挑戦

そのようなとき、音工房Zというガレージメーカーがバックロードホーンスピーカーの組み立てキットを販売していることを知りました。

この組み立てキットの魅力は以下のようなものです。

・安価な自作キットで高級スピーカーを超える音を提供
・何度も視聴を繰り返して完成度が非常に高いエンクロージャー
・スピーカー自作初心者でも簡単に組み立てできる

音工房Zは、スピーカーの設計・製造・販売までを一貫して手掛けるオーディオブランドで、代表自身の自作スピーカーの趣味が高じて設立されたガレージメーカーといえます。

音工房Zは、安価な自作キットでハイエンドスピーカーを超えるシステムの提供を目指して技術を蓄積してきています。

現在自宅で使用しているスピーカーはこの音工房Zのもので、10cm口径のユニットFE-108Solをバックロードホーン方式のエンクロージャーZ700に取り付けたタイプです。

このエンクロージャーは、何度も試聴を繰り返して、最適と思われるレベルに追い込まれており、完成度が非常に高いとの評判がありますので、自作に挑戦してみることにしました。

組み立てには特殊な工具を必要としないことから、初心者でも失敗せずに作れそうな点も考慮しました。

キットで購入して組み立てたので、ステレオ用2本で10万円ちょっとでしたが、数10万円以上する市販スピーカー並みの音が出ると思います。

Z700キット+FE108Solバックロードホーンスピーカーの外観

ひろ
ひろ
部品キットなので安く購入できるんですね!

自作スピーカーキットの製作

製作工程は以下のようになります。

・エンクロージャーの組み立て
・スピーカーユニットと端子との配線
・吸音材の取り付け
・スピーカーユニットの取り付け
・スピーカー端子の取り付け

組み立ては初心者の私でも比較的簡単にできました。

エンクロージャー(箱)の組み立ては、添付されている組立図に従って、順番に部品と部品を接着剤で貼り付けてネジで固定していくだけです。

接着剤は推奨されているタイトボンドを使いました。

タイトボンド

タイトボンドは速乾性で、15分くらいで硬くなって、剥がせなくなります。

普通の木工ボンドでは、乾燥するまでにまる1日(24時間)ほどかかるので、タイトボンドを使うと、大幅に時間の節約になります。

失敗したときには5分くらいまでの間に剥がして、ボンドを濡れた雑巾等で拭き取ってから、もう一度やり直せば大丈夫です。

この組み立て経験を通じて、バックロードホーンスピーカーの内部構造や原理についても学ぶことができたのは収穫でした。

ひろ
ひろ
これなら初心者でも作れそうですね!

試聴結果と予想を超える音質への驚き

完成したスピーカーで音楽を聴いたとき、その音質の良さに驚きました。

音の特徴としては、以下のように感じました。

・エージングがほとんどできていない状態でも、低音から高音までフラットな感じで、ホールの響きや楽器の質感を良く表現します。

・バックロードホーンのおかげで、10cm口径のスピーカーとは信じられないほどの低音も出ます。

・コントラバスやパイプオルガンがホールに鳴り響くときのブルブル、ゴリゴリとした振動が生々しいです。

・エンクロージャーの内部にホーンロードを作っているので、エンクロージャーの鳴きの影響や、低音域の遅れを少し心配していましたが、全く気になりませんでした。

・バイオリンなどの弦楽器やボーカルも生々しく、うっとりするような美しい音が出ます。

・FE108-Solのユニットの特長である反応の良さのため、ハイスピードで切れの良い鳴り方をします。

一例として、ティンパニなどの打楽器の音の生々しさが素晴らしいです。

以前のタンノイの大型スピーカーで聴いていたときは、ティンパニをバチで叩いた時に、ダラーン、ドローンとした鈍い音しか出なかったのですが、このバックロードホーンではダンピングが効いて「バシッ」とした感じの音になり、生で聞いているような音の質感が出て、とにかく気持ちが良いです。

ひろ
ひろ
とても10万円のスピーカーとは思えないクオリティですね!

このスピーカーを使う前には、英国タンノイ社のバスレフ型の大型スピーカーを使っていました。タンノイ社のこのスピーカーは30cm口径の低音用ユニットと高音ユニットが同軸上に配置された2ウェイ構造でした。

今回このバックロードホーン方式のスピーカーに変えてからは、もうタンノイのこのスピーカーに戻すことはなくなりました。

評価まとめ

音工房Zのバックロードホーンスピーカーの評価結果をまとめると以下のようになります。

・音質面ではこれまで使用していた市販の30万円クラスのスピーカーと比べても多くの点で優れており、コストパフォーマンスが高い。
・設置床面積も幅20cm×奥行30cmと小さく、従来機の半分程度

10万円程で、40万、50万円する市販高級スピーカー並みの音質を得ることができたのです。

ミキ
ミキ
がんばって自作した甲斐がありましたね!

また、トールボーイ型の箱(エンクロージャー)を採用しているので、設置床面積も幅20cm×奥行30cmと小さくてすみます。

箱の高さは90cmなので、スピーカーユニットの高さが床から80cm程となり、椅子に座って聴く場合、耳の高さと大きな差がないのも使いやすいと思います。

以前のタンノイのスピーカーがペアで30万円ほどでしたので、今回のバックロードホーンスピーカーは40万、50万円程の音質が10万円程度で得られることから、音質面でのコスパ評価としては★5個としたいと思います。

また、設置面積に関してもタンノイの2分の1程度と場所を取らないのもうれしいところです。

満足度をの数で評価してみます。
★★★★★ 満足度最大
★★★★☆ 満足度大
★★★☆☆ 満足度中
★★☆☆☆ 満足度小
★☆☆☆☆ 不満
☆☆☆☆☆ 大不満

音質面での満足度 ★★★★★
設置スペースの満足度 ★★★★☆

今回の自作バックロードホーンスピーカー導入によって、市販の高価なスピーカーに負けない高音質をあまりコストをかけなくても実現できることを実感でき、音楽愛好家としての私の視野を広げてくれました。

今後も、音楽の本質を追求し、より良い音質で音楽を楽しむために、新しい技術や機器に挑戦していきます。